四角いパレット

katataka's blog

新学期♪

障害者自立支援法が施行されて1年たった今の時点での問題点と今後の展望について、
講演会がありました。
論調はもちろん反対、というか撤廃ということなのですが、
でも冷静に考えれば、
わざわざ成立させた制度をなかったことにして以前とまったく同じ制度に戻す、
なんてことあるわけありません(笑)
以前の制度の問題点(財源の問題)を批判することで今の制度が成り立ったのですから、
国のプライド的にも、もし本当に制度を変えるとすれば、
以前の制度の問題点も現行制度の問題点もともに克服された、さらに新たな制度を生み出すしかないでしょう。
それなのにただただ「今の制度は撤廃せよ!」と叫ぶだけなのが情けない(;_;)
理念を具体化した、目指すべき制度の青写真を自ら提案してみせないと説得力ないよ!
財源については...累進課税・直接税の割合を増やす方向に戻していくしかないと思いますね。
そして「最低限度の生活の保障は国の義務だ!」ってことを国民自身が認識して、
社会保障に国がお金を(血税を)費やすことの必要性を国民が理解してくれれば、
国ももっと予算を社会保障に確保できるようになるんでしょうね。
***
憲法改正のための国民投票について、
改正しやすくなるような制度にする方向に動いているそうですね。
...バカヤロウ!!!!
どんな国民投票の制度にするんだか知らないけど、
投票率が低くても投票が成り立つ、なんて卑怯なコトすんじゃないよ!!
憲法改正したいなら、正々堂々と国民に訴えかけて意識高めてやってからにしろよ。
国民が無知・無関心であるのをいいことに、
制度、特に憲法をコッソリコッソリ変えてしまうなんてのは、卑怯にもほどがある!!!!
ワイマール憲法を新法で無効化させたヒトラーと同じような手口だよ。
憲法改正の容易化にはマジで危機感をもった方がいい。
本当に後悔することになる。自分に対しても、そして私たちの子孫、未来の国民に対しても。

「大衆はバカだ、大事なことを大衆に決めさせると人気投票になってロクなことがない」
というトップ層の考えに、私もいくらか同感はします(笑)
いうなれば「大衆の多数決より賢人の指導」ってわけです(笑)
でも、それでも私が憲法改正容易化に反対するのは、
いまのトップ層が「賢人」でないからです。
国民の幸福を願ってしている行動ではない!!!!
ごく一部の人、自分たちだけの有益を願ってしかいない!!!!
そんなやつらに我々の愛する国民を、国土を、とても任せられない!!!!

国民よ、国を愛せ。
国を愛せず自益にのみ拘泥するような政治家と同じになってはいけない。
自分がいるこの国を愛せ。
まがいながらも生活保障制度のあるこの国を、
危なげながらも平和でいるこの国を、
海外から木材を輸入してまで国土の8割が森林のままであるこの国を、
フジヤマとキモノとサムライのいるこの国を、
愛し、誇りに思え。
そして、見捨てるな。
より愛せる、より誇れる国を、自ら創れ。
国民が自分の国を愛し、誇る状態こそが、正常で健全に運営されていく国の姿だ。
そうでしょう?
構成員にまで卑下され諦められている組織なんて、滅亡の一途ですよ(笑)
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新学期ということで。
さっき本屋さんで、向山型教育、TOSS、みたいな本をいくつか立ち読みしました。
教育界の一部において向山先生を信奉化する近年の傾向には、
私個人としてはなんとなく嫌な感じなのですが、
まぁ向山先生の授業や教育方法に学べる点がいくつもあるのは事実ですし、
別に向山先生が教祖になって金もうけしてるってわけでもないから悪くはないのかなという気もします...
まぁ向山先生はいいとして(笑)
そこで特別支援教育の事例がいくつも紹介されていて、
あぁ、教育現場に障害児が着々と進出してきているんだな、と改めて気づかされました。
学習障害アスペルガーが主で、まだ重度知的障害や四肢障害はほとんどいないようですけど。
で、教育現場で四苦八苦している様子を読みながら思ったのですが、
障害児の普通教育を推進する際には、
やはり同時に学校側の理解と協力・支援体制の整備の問題解決を並行させないと、無責任なことになりますよね。
だから、学校側・教育側での課題解決のために、私は努力しないとな、ていうか努力したいなと思いました。
私、小児科を専攻したいです。
どうしても教育に関心があるんです。私が小学3年生のときからずっと変わりません。(それにしては教育に関した勉強や活動なんて皆無だけど)
人を形作る過程にナマで立ち会いたい。そして成長を見届けていきたいなぁって思います。やがては将来を担っていく子どもたちを親や地域と一緒に育てていくってステキだと思いませんか☆ 医療って枠を超えて、家庭での教育、地域ぐるみの教育、障害児へのかかわりと教育にも携われたらな♪
じゃぁなんでいま介護福祉士の勉強してるかっていうと......謎ですよね!自分でも謎です。あえて関連付けるとすれば、「手のかかる子どもを力を使わずにもてあそぶ介助方法」?(笑) でもまぁ、小児科が対象とするライフステージだけでなく、保護者の年代、また祖父・祖母の年代での生活課題にも支援や援助ができるってのも悪くない気がします。(でも本音をいえば、介護福祉士はこれまでの介助サークル活動の成果として一定のachivementを見たかった、という動機からなんですけどね。医療は福祉とは関わりがあるけれど、介護とはほとんど関わりがないんです。だから将来医療職に就いたら介護分野はずっと他職、遠い存在になる気がして、バリバリ介助をしている今のうちに介護分野のエキスパートになっておこうってわけですハイ)
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明日から病院実習です。
実習をしていると今の気持ちが変わっちゃいそうなので、一応書き留めておきました。
変わったら変わったでいいんですけど、実習前はこう考えてたんだなあってことで。
ちょっと早めの新学期。
四月バカのこの日に書き込みが間に合ったぜ。
長かった。
ケータイでこれ打つのに地味に1時間半もかかりました(笑)