四角いパレット

katataka's blog

基礎知識って大事だな

...毎日実習の話ですみません(^_^;)
ホント頭が病院のことでいっぱいなので。
昨夜は22:30まで粘ってみました。
先生たちから「学生らしくいい加減帰れよ」的な視線を感じつつも、カルテ書いてました(笑)

まだ学生の立場ですが、それなりに担当の患者さんを2人くらいもたされ、
カルテの整理だけでなく、診察やカルテ記載、さらに様態チェックもある程度任されて(もちろんあとで先生の確認が入りますが)、勝手にちょっと責任感じちゃってます(笑)
私は研修2年目の先生についていて、先生は仕事量がかなりいっぱいいっぱいなので、私もちゃんと頼まれたことやらないと大変なことになるかもなって思いながら出来ること出来る範囲でやれるよう頑張っています。先生も忙しいと患者さんの様態の変化なども見過ごされやすいですし、必要な処置をし忘れたりもしやすいので、私も患者さんの状態とすべき処置について把握できるようになっているのがベターなのですが......私は担当する患者さんは2人までで精一杯です。それすら十分に把握認識できていません。でもこれから少しずつ、確認する項目、やるべき内容を把握して効率よく処理していけるようになれば、そして疾患や処置の略語や薬の処方について頭に入れていけば、やがてはきっと、ちゃんと患者さんの状態やするべきことを把握することができるようになるんだろうな!
本当、こうして病棟の現場に来る前に、もっとちゃんと知識をつけておくべきだった...(>_<) 知識がないと、回診もわからない、カンファももちろんわからない、診察は進まない、先生のお手伝いもままならない、なにかにしろ効率が悪くて、知識がある同級生とは差が開いていくばかりの悪循環。だから後輩のみなさんよ、しっかり勉強しておけ。そうすればより有意義な病院実習となるだろうよ。
あぁ後悔。私はこれから同級生の2倍がんばらないといけないなと思います。比較ではないですけどね。とりあえずこのまま研修医になっても本当に何もできないなと。卒業までに即戦力となるような知識と経験をつけておきたいです。これから国試などの勉強もしていくのですが、なにより、患者さんのため。

専門の知識だけじゃだめっていうのをつくづく思い知らされます。単一の疾患だけで患者は来るわけではありません。どこかしらあちこちに異常があって、たとえば糖尿病から腎不全で透析していて不整脈があって、カテーテルで血管造影しながら心臓を焼灼するってとき、腎への影響は?ワーファリンは?とか、いろんな知識を考慮して判断しなければならないんです。だからいつでもどこからでも引き出せる「知識のタンス」にならなければなって思います。
レジデントの先生方は本当にいろんなことをよく知っています。びっくりです。やっぱり国試で勉強した内容があくまで基礎になって、そこにレジデント時の経験から得られた症例や処方例や経過例の知識と、手技実績や観察経験などが積み重なっていくんだなって思います。
あぁとりあえず今はちゃんとした基礎知識をつけていかねばぁ(-д-)