四角いパレット

katataka's blog

数奇な

ぶらっどぴっとの最新作、べんじゃみんばとんは、
ぶらっどぴっとが80歳から20歳まで若返っていく様子を演じたものですが、
それに近い構想を私は10年近く前に考えていたのだよ。
主人公の19歳の女の子の視点を通して、
ある男の子が、赤ちゃんから少年、青年、そして中年、老人へと
成長し、老いていく様子を描き、
またそれを見つめる19歳のままの女の子の心の変化を描いた短編小説です。
どちらが時間の基準になっているかは明らかにしていませんが、
まあ、どちらかというと、視点となっている女の子が時間を越えて
一人の少年の生誕から老いまでを通して見ていく感じですかね。
まわりの時代の変化はまったく作品の中に反映させていません。
二人の間の相対的な年齢差の中で生まれるお互いの感情を描いたつもりです。
この作品は、私が高校1年生のとき書きました。
といっても、少年が5歳くらいの場面までしか書いていませんでしたが。
はあ〜、小説って、最後まで書ききるのはけっこう骨の折れる作業なんです。
久しぶりに映画みたいですね。
(って、数日前に見たばかりですが。)