最近あった、部活の春合宿と学年旅行の飲み会において、
新しいゲームが数々開発されました。
特に「サクサクみんなにお酒を飲ませていきたい」というときに有効な、
戦略とかまったく関係ないけどなぜか盛り上がるゲームが印象的でした。
まず、各々がサイコロ2つを振って、その和が最小の人、または和が7のときに飲むゲーム。
程度に応じて和が5のときとかも増やしていくと、よりハードになります。
あと、各々がトランプ2枚を引いて、その和が最大または最小の人が飲むゲーム。
引いたカードを開くタイミングの設定によって、楽しみ方やスリル感も変わってきます。
全員同時か順々か、あるいは全員同時に一枚開いて大きい人からもう一枚を開いていくか。
ともあれ、確率的なゲームなので、
誰もがまんべんなくしかもハイペースで飲んでいけるという、
お酒を処理したいときには便利な手段です。
一度お試しあれ。
*
私たちの学年もいよいよ最後の6年目が終わろうとしています。
最初の一年はお互い自分の主張を押し通そうとして仲が悪くなりかけたりしましたが、
やがてそれぞれの性格とか癖とかがわかってきて、
うまい付き合い方を知らず知らず学んできた気がします。
だから、ケンカとかにはならない。
ていうか、怒ったり機嫌を悪くしたりしないようにしようという、みんなの強い意志と努力がある。
だから最後まで楽しい旅行になる。
みんな大人だなぁ。
さすが、こんな大所帯学年でずっとやってきただけある。
個々が主張し始めたらきりがないものね。
主張しても、引くべきとこ、妥協するべきとこはちゃんとみんなわきまえてる気がします。
こうして、18人中16人がこの忙しい時期に2日間の都合を合わせて集まることができ、
また一泊二日の旅行もスムーズに、むしろ楽しんで、
この大人数でやってしまえるのは、この学年の大きな特長だと思います。
ステキな学年です。
まぁ、楽しい旅行の陰には、それだけ幹事さんが苦慮し我慢し配慮しているわけで、
またみんなそれぞれが気遣いしながら自分の役割を把握して動いているからこそなのでしょう。
すごいわ、この学年。
こんな学年で本当に良かったです。みんなに感謝。
そしてそんなみんなに依存して何も動かない私でごめんなさい(>_<)
*
昨日の飲み会も笑いが絶えなかったなぁ。
イラスト伝言ゲームも意外に楽しくてみんなハマったし。
もっと語ることがあった気もするけど、
今さら語ることなんてない気もするし、
久しぶりに会ったせっかくの学年旅行で重い話をする気にもならない。
相変わらず、いがくの私たちは学生生活をやってきて、
かんごのみんなはそれぞれの職場で働いてきて。
興味のあることは、部活という共通の話題から、それぞれのフィールドへと移ってきていて、
ほかの人生とかいう話は、お互い6年も一緒にいれば結構知っていたり想像できたりして、
だから、今さら語り直す話題なんて、そんなにない、ような気がする。
特にわざわざ学年旅行という場でという必要もない、気がする。
でも、
これからまた春を迎え、それぞれが全国各地に散らばり、本当に違うフィールドで働き始めると、
「互いの今を知り合っている関係」から「互いの過去を知っている関係」へと変化すると思います。
そのときに、その「今」が不安で、自分のなかで確固とした過去に立ち返らねばならないクライシスに陥ったとき、
6年間という共通の部分があるみんなに会って話すことで、
自分ってそういえばこうだったなぁ〜とか、確かに存在していた自分を思い出すきっかけとなって、
そのことが、直接関与はしないけれど、お互い知らない「今」を踏み出す力となるかもしれません。
例えば、
職場に関する悩みがあったとして、
私はどーすればいいんだぁ〜って思い詰めたとき、
部活の同級生と、職場とは関係のないことでも話してみると、
部活のときの安心で楽しい雰囲気のなかの自分を、感覚として思い出して、
本来の安定した自分を取り戻すってゆうかで、
職場の悩みもなんだか和らぐってゆう感じ。
そんな、自分が立ちゆかなくなったとき立ち返れる場なのかもしれないな、この学年。
山登りでいえば、ベースキャンプ。
アタックして頂上へ行けるならそれでいい。
でも途中で酸素を補給したくなったり、体調を回復させたくなったりしたら、
一度立ち返れる場所。
そこでまたみんなの笑顔を見て、温かいココアを飲んで、
そして山を登りたいんだったってゆう自分の意志を再確認して、
またベースキャンプを後にして山を目指す。
「心のよりどころ」とまではいわないにしても、それに近いのかもしれません。
*
「いつか、家族で、自分の子どもたちを連れて集まりたいね」
という誰かの妄想を耳にした気がしますが、
今のところ想像だにできません。
絶対すごい映像になるな。想像したくない(笑)