四角いパレット

katataka's blog

子どもも大変

今日の2限で、
子どもはストレスに対する対応性が弱い!
みたいなこと知りました。

  1. 認知の柔軟性がなくて自己防衛機構が働きにくい
  2. ストレス発散の方法をもっていない

というわけなんですね。
だからストレッサーに対してまともに食らうしかないんです。
認知の柔軟性に乏しい例として先生があげていた話は、
たとえば、隣の家の柿をとっちゃいかん!と言われて、
なのに友達に誘われて柿を取ってしまって、
すごい重罪をしてしまった気がしたり、死刑になるんじゃないかと思ったりしましたよね?
...すごい同感。
その「悪いこと」がどれくらい悪いことなのか判断がつかなくて、
だから「悪いこと」とされたことがとにかくやってはいけないことだと思っていました。
冷蔵庫のドアはすぐ閉めるとか、水道の水は出しっぱなしにしないとか。
今思えばそんなの守らなくてもどうってことないけど、
当時としては夢に出てうなされるほど恐れていました。出しっぱなしの水道とか。
***
大人と子ども、どっちが大変?と聞かれて、
小学低学年だった私は
「どう考えても子どもは大変だよ〜。夜更かししちゃだめだし、テレビ見ちゃいけないし」とか思っていましたが、
そう言うと親から「大人はもっと大変なんだよ。仕事とかいろいろ考えないといけないし」と言われました。
でも今思うと、
子どもって考え方の柔軟性とか、対応の仕方とかで大人に劣るから、
たとえ仕事量とか考えないといけないこととかが大人のほうが多くても、
子どもは少ないなりに、その不器用な対応力で社会に順応しようとがんばっているんですよね。
問題に対する対処の仕方の技術とかバリエーションとかを持っていない分、子どもは大変なんですわ、きっと。