四角いパレット

katataka's blog

振幅の大きい世の中

マングローブを守ろう!」
輸出用にマングローブを伐採することで、
浅瀬の漁業が成り立たなくなってきています。
近年は日本企業によるマングローブの無差別伐採は少なくなってきているようです。
が、一方でダ○ソーで買った木炭はマングローブでした。

塩化ビニール(PVC)などを800度以下で燃やすと、
環境ホルモンであるダイオキシンが生じやすいことが明らかになり、
塩化ビニールを用いた商品はあまり見掛けなくなりました。
...というのは多分ウソで、今でもいろんな部分にPVCを見掛けます。
それほど使い勝手がよく安いんですわな。
近年は自治体などの努力で、焼却炉も高温になるものに改善されてきているようではありますが、
PVCを使った製品の生産・輸出国ではどうなっているのか、気になるところです。

環境対策を講じる企業も増える一方で、
廉価を求めて環境破壊につながる業務展開をする企業も増えている気がします。
考慮する対象が違うだけで、こうも逆な進展をするものなのですね。
二極化、言い換えれば進むベクトルがばらばらになっていっているようです。

また、不正に安い労働賃金で働かせ「コスト削減」を図る企業もまだまだたくさんあります。(対義:フェアトレード
貧乏生活がエコに通じるとは限りません。
かける費用はかける。不正な安さには飛び付かない。
世界全体を考えた土俵で戦っている企業があります。
それを正しく評価するのが、世界を思う消費者の責務であると思います。