四角いパレット

katataka's blog

ハゲタカらしき

こんな私にもハゲタカらしきジャーナルから原稿依頼のメールが来るようになりました。

Diagnostic Path◯logyという、実在の査読ある科学雑誌(IF 2点台)がありますが、

今回来たメールは「Diagnostic Path◯logy: Open Access」という雑誌からでした。

まさか「Open Access」までが雑誌名とは思いませんよね。

そして掲載料は1219 米国ドルです。

IFも見当たらない「査読付き」雑誌の割にはなかなかです。

今回のメールは、私が共著者である論文タイトルを出しながら、

それに関連した短報または短い総論の執筆を提案する内容でした。

We read your article "(論文タイトル)" and found it very interesting.

We would like to know your time and interest in writing Short-communication/Mini-review for the readers of Diagnostic Path◯logy [247b-2O24].

Please reply if you are interested. 

Thanks & regards,
Editorial Team

(文章の一部改変しています…)

さっと読み捨てるところでしたが、気になって内容を確認してみました。

雑誌名はいかにも病理組織学的な内容のようですが、

今回の私の論文は、とても病理的な内容とは関係のない、

まるっきり臨床的な論文でしたので、

そこで疑問に思い、雑誌についてよく調べてみた結果、上記の通りでした。

あやうく筆頭著者にメールを転送して大恥をかくところでした。

こんな実績のないペーペーの私なんかに来る執筆依頼には要注意ですね。