今日と明日は、私の住むまちで五輪のマラソン競技がある日。
ここ2週間くらいずっと真夏日が続いているこの地に
なぜわざわざ場所を変えたのだろうという素朴な疑問はおいておきます。
先日、自転車で職場から職場へ向かう途中のコース上で、
キロポストの歩道に銘板がはめられているのを目にしました。
当市の未来へ向けてのレガシィとなるべく、
市もちゃっかりいろんなことしていますね。
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さて、本日午前5時から、コース付近で交通制限が始まります。
私の職場と自宅との間にはまさにコースが横たえているのですが、
交通制限が始まってしまうと、横切ることができなくなってしまいます。
大きく大きく迂回しても迂回しきれない、万里の長城のような存在となるのです。
あるいは、なかなか渡ることのできない、
織姫と彦星とを遮る天の川のような存在ともいえるでしょう。
あるいは、高い壁で遮られた、第二次世界大戦後の西ベルリンのように、
コースは市内の一部をくっきりと切り取り、孤島としてしまうのです。
孤島となるのは自宅側なのか、職場側なのか、
そんなことは別にどうでもいい。
遮られてしまう前におうちに帰りたい!
果たして、それまでに仕事を終えることができるでしょうか…
そうこう言っている間に、もうあと3時間あまりです。