四角いパレット

katataka's blog

でーぴーあい

今日はハコダテでデーピーアイ日本会議が行われました。
日本会議です。
日本全国から障害者(のうちディーピーアイに関係する人たち)がハコダテに集まってきたんです。
観光がてら笑
こんなチャンスは滅多にないと、私も午後から行ってきました。
お仕事サボって笑
まあ、やることはやってから行ったつもりですけどね。
思った以上にたくさんの人が来ていました。
ボランティアもたくさんいました。
そして、私は午後の分科会のみ参加させていただいたのですが、
とても精力的に地域生活の制度的問題について取り組んでいる方々(当事者から大学教員まで)の話を聞けて、
本当に楽しかったです。
久しぶりに障害者問題に触れて、元気が出てきました。
そしていろいろ学ばされました。感慨にもふけりました。
今わたしが医療の現場でやっていることも、本人にとっては無駄につらいことなのかもしれないな、と。
「医療的に」という言い訳を盾に、不必要に束縛しすぎてはいないだろうか。
病院内では何が起こってもいけない、という不安に必要以上に責め立てられてはいないだろうか。
何も考えずに疾患名だけで安静度を床上のみにするだとか。
水分制限を厳しくしてむやみにストレスを蓄積させるとか。
大腿骨折を恐れて車椅子に縛り付けておくとか。
骨折したっていいじゃん。心不全が悪化しようといいじゃん。呼吸困難に陥ってもいいじゃん。
(そうなるってことを本人が理解さえしていれば。)
そうなったときそれなりの対処をすればいいだけのことだから。(本人はつらくなるだろうけどそれは自業自得だよね♪)
あとは後処理の面倒くささの巻き添えになる看護師さんの理解を得るだけだ(一番の難関笑)
「リスクを理解してでもそうしたいなら、自由にやってくれ。
医療的尻拭いは夜中だろうと早朝だろうとオレが全力を尽くすから。(社会的・経済的尻拭いまではしきれないけど)」
とキッパリ言い切れる医者になりたいな。
監督不届きの責に問われることを恐れない医者になりたい。将来的には。
それで医者生命にピリオドが打たれたとしても、それはそれでネタになるし、いいんじゃないかと思います笑

私は今日まで知らなかったのですが、なにやら支援法改正の時期だそうで、
新しく、しょうがいしゃ総合福祉サービス法なるものが議論されているそうですね。
一部は支援法以前の(つまり介護保険法によるもの)に戻しつつ、
一部は支援法を維持しつつ。
この数年大きく振れていた針が、ようやく取り位置を定め始めたような印象が個人的にはあります。
よくわからないけど笑
とはいえ油断はならないわけで、注意深く議論を重ねていく必要もあります。
楽しみです。今回こそ、みんなの納得できる制度を創造できるといいですね。