四角いパレット

katataka's blog

今年も無事、提出終了!

当直の合間をぬって、

ほとんど仕上げていた確定申告書類作成作業の最終段階を終わらせ、

先ほどe-Taxで提出しました!

今年も無事に終わった!

今年は初めて医療費控除の申請もしましたが、

思ったよりはあまり時間もかからず入力しきることができました。

9月までの数か月分が「医療費のお知らせ」の代用で入力省略できることも地味に大きい。

ただし、4月に勤務先が変わって保険証も変わったからなのか、なぜか4~9月の半年分しか記載がなかったので、残り半年分の入力が必要でした。

ふるさと納税分もマイナポータルとの連携で手間が大幅に軽減されましたし、

年々いろいろ改良が加えられていて、ありがたい限りです。

相変わらず税制は複雑化の一途ですが(インボイスってなんだ?)、

税理士頼みにならないようGoogle先生に教えてもらいながら今後もなんとか世の中の仕組みの変化についていきたいものです。

自動車保険の乗り換え

私の自動車保険更新の時期が近づいてきました。

この3年間、毎年見積もりし直して保険会社も都度変えています。

毎年見積もりをしていると、

サイト画面がリニューアルしていたり、条件設定が新設されていたり、

毎年新しい発見があって面白いですし、

契約条件を再考するきっかけにもなってよいです。

どんな特約をつけるかや、細かい項目でいえば年齢設定とか車両保険の自己負担額とかの設定次第で、

同じ保険会社でも高くなったり安く収まったりと相性みたいなものもあります。

たとえば、弁護士特約をつけてもそんなに保険料上がらない保険会社とか、えげつなくオプション価格をつけてくる保険会社とか。

契約条件を変えるときは見積もりし直すとけっこう最安値が違う保険会社になったりもするので油断ならないです。

それでも毎年各会社サイトへアクセスして条件入力して金額を出すのはいい加減飽きてきてもいます。

今回はもう面倒で、昨年比較的安く見積もれた2社だけで比較しました。

今の保険会社と、1年前まで契約していた保険会社の2つです。

そして、1年前の保険会社に戻ることにします。

いまは確定申告の時期でもあり、いろいろと忙しいですわ。

学会発表スライドの指定フォント

最近は学会発表スライドを作成しているのですが、

学会から指定されたフォントの指定が、ちょっと、というかかなり、残念な感じでした。

昭和かな?

文字は以下のOS標準フォントをご使用ください。

日本語

  • MSゴシック
  • MSPゴシック
  • MS明朝
  • MSP明朝
  • メイリオ

英語

そもそも大きい会場のスクリーンなどに表示させる発表スライドに明朝体を選択しようとしている時点で、フロアの人からの視認性とかどう考えているんだろうってちょっと残念な気分になります。

日本語ではメイリオがあるものの、Office 2016から規定フォントにまでなっている游ゴシックが使えないのは残念。

いまどきMSゴシックをスライドに使うのは、教授クラスのご年配の先生方くらいかと思っています。

そしてこの英字フォントのなかでまともに使えるサンセリフ体って、

Arialしかないってどういうことでしょう。

Century Gothicなんてお洒落なフォントを学会スライドに多用していいのでしょうか。

等幅でタイプライターみたいなCourierとかCourier Newとか、なぜここにわざわざリストアップしたのでしょう。

Courierでスライドを作ったらふざけていると誤解されないでしょうか。

もっと視認性が高い、スライドに適切なフォントがいっぱいあるはずです。

Office 2007から標準で入っているCalibriとかSegoeとか。

そういうわけで、今年はたしか令和5年ですが、

スライドマスターのフォント指定をArialへ変更して引き続きスライド作ります。

閲覧数40000回以上

「いし・いがくせいのためのスライド共有」というサイトがあります。

最近、なにかを調べている際にこのサイトに行き当たって存在を知りました。

このサイトには若手を中心とした各分野の先生方がスライドを提供しています。

職場で作成したレビューだったり、

学生やけんしゅうい向けに作成したスライドだったり、

あるいはyoutuberとして動画に使用したスライドだったり、

いろんな分野・内容のものがあります。

私もこれまで院内勉強会とか研修医向けセミナーとかのために作ったスライドがいくつかあり、

また個人的に調べてメモ書き程度にまとめたものもけっこうあるので、

せっかく調べてまとめたし、何かの場に提供したり共有したりできたらいいなと、

ちょうど考えていたところでした。

本として出版するほどの内容も独自性もなく、

かといって自分のサイト立ち上げも考えていましたが、

サーバーをレンタルしてhtmlとかcssとか書いてSEO対策してとか考えるとかなり億劫です。

そう思い悩んでいたときに、この「スライド共有」という場を見つけました。

先生方のスライドをいろいろ拝見しましたが、

けっこう適当なことを浅い経験だけで書いてしまっているなあとか

利益相反(COI)とかどうなってるんだろうとか

いろいろ目につくこともありましたが、

これらの妥当性や正確性を判断するのは閲覧者に委ねられているというところが

情報提供する側にとっても気楽でいいなあと思いました。

私もさっそくなにかアップロードしたいなと思い、

2か月ほど前に院内勉強会で使ったコメディカル向けのスライドを

いし向けに抜粋・手直し(けっこう大幅に)して、

いまから2週間近く前にアップロードしてみました。

するとですね、

この1週間くらい、週間ランキング1位を独走中です。

たった2週間近くで4万回以上もご閲覧いただき、200人以上の先生方に保存リストへ入れていただきました。

私も毎日何回もサイトへアクセスしては、いまだに連日増えて続けている閲覧数に驚いています(自分の閲覧回数だけではないはず)。

大変、光栄です。

作成時間けっこうかかったので、苦労が報われました。

コメントなどのフィードバックがないのでちょっと不安ですが、

どなたか私の知人の目にも留まって感想など聞けるといいなと思っています。

今さら10へのアップグレード

これまで、研究に使用していたソフトが対応していないだのなんだの言い訳をし続けて、

2014年に購入したノートパソコンをWindows 8(その後8.1)のままアップグレードせず使用し続けていました。

2015年7月から1年間だけ、10への無償アップグレード可能期間がありましたが、

繰り返し出現するアップグレード誘導を頑なに拒否し続け、拒否しきって該当期間を乗り切っていました。

しかし、いよいよ1か月後にWindows 8.1のサポート停止予定となった今になって、

このままWindows 8.1を使い続けることに不安を覚えるようになりました。

いつも使用しているChromeが、開くたびに「Windows 8.1へのアップデート配信は停止している」といった表示がされるようになり、

今後次々といろんなサポートが停止していくと思うと、大変今さらながら心配になってきました。

そして本日思い立ち、さっそく方法をしらべて10へアップデートしてしまいました。

更新プログラムをアップグレード終了後に実行するよう、ちょっとひと工夫しました。

はじめまして、Windows 10 Home。

職場などで少し触ったことがありましたが、それでもちょっと新鮮です。

とりあえずChromeを開いて、最新にアップデートされていることを

メモリ4GB、CPU 2.3GHzの私のパソコンが、

普通に使用しているだけなのにさっきからずっと悲鳴ぎみの音を出すようになった気がします。

今後さらに11へのアップグレードが待っていますが、

間もなく丸10年になろうとするこのノートパソコンが果たして耐えられるかどうか…。

とりあえずサポート終了するまではこの「新しい」Windows 10を使い続けることにします。

プリンターのインク

年賀状を自宅のプリンターで印刷し始めたのですが、

なんだか青みがかった暗い感じに印刷されてしまいます。

印刷データ自体を、マゼンタを強めにしたり、彩度を上げたり、調整してみたのですが、

白や黒までもが赤っぽくなってしまったりと、意図するような改善がなかなか得られませんでした。

ノズルチェックパターン印刷をしてみたところ、

かすれや欠落はないものの、

そもそもの色がなんだかくすんでいます。

シアンが暗く、またマゼンタも青みがかって暗い。

もしかして、純正ではなくリサイクルインクを使っているからでは?

と思い、1~2年前に使用開始したリサイクルインクから、未開封の純正インクに切り替えてみました。

少し、良くなりましたが、でもやっぱり暗い感じです。

もしかして、この使用期限から6年経過した古いインクだからでは?

インクも古いとこんなに色って変わるんでしょうかね。

明日、新しい純正インクを購入して再トライしてみます。

クラスターの収拾

COVID-19が始まってもうすぐ3年近くになりますが、

私が担当する病棟でクラスター発生は今までありませんでした。

この1週間、クラスターが発生中です、

その病棟で私が担当している入院患者さん9人のうち、

今日までに7人が陽性となってしまいました。

すべて、院内感染です。お恥ずかしい限りです。

この2~3日は病棟職員にも感染が広がっており、なかなか厳しい状況です。

クラスターが発生すると、新規入院受け入れを停止せざるを得ません。

かといって、入院患者数がさほど減るわけでもありません。

今いる入院患者が、いわば運命共同体となって、クラスターが終息するまで濃厚接触だったり時間差で発症したりでなかなか退院できずに過ごすことになります。

幸い、院内感染のうち重症度が中等度II以上(つまり酸素投与が必要な状態)となったケースはほとんどありませんが(ないとは言わない)、

もし重症化した場合は致死的経過をたどるだろうと思われる人も多くいらっしゃいます。

そして、院内感染が原因で命を落とすのはできるだけ避けたいので、

軽症であっても日々のSpO2の経過をひやひやしながら見守っています。

個人的には、ある程度はCOVID-19の診療について少しずつアップデートしてきたつもりでしたが、

いざ目の前に次々と患者が現れ、入院管理をすることになると、

けっこう右往左往してしまいます。

そして、

院内で制度等を整備していなかった治療薬の入手を関係各所に掛け合ったり、

重症化した場合の人工呼吸器管理について準備状況を確認したり、

いままで病院全体がCOVID-19診療を避け続けてきたツケが、

こうして院内クラスターとなって一気に押し寄せてきた感じです。

とりあえず今の体制でできるだけの治療をするしかありません。

…結局、うちで使えるのはラゲブリオだけか。

これだけでこの先立ち向かうのはかなり心細いです。

パキロビッド、うちでも使える体制を整えておくよう、夏の時点でICTのドクターにちゃんと掛け合っておくべきだったな。

てんてこ舞いの今言い出しても時すでに遅し。

外から次々押し寄せるCOVID-19へ対応するのと、

身内から次々勃発するCOVID-19へ対応するのとでは、

こんなにも気持ちの持ちようが変わるのかと実感しました。

なんとかこの状況へ立ち向かうぞ!とか、地域の医療を守り抜く!とか、そういったやりがいを持ちにくく、

ただただ、これまでの自分たちの感染対策の不十分さを結果として「本日の新たな陽性者数」を日々これでもかこれでもかと突き付けられながら、自らがもたらした状況の収拾のために身を削り家庭を削り社会からの信頼を削っていく無力感。

やるせない日々です。